エデュケーションプログラム

第2会場

6月6日(木)

10:30-10:55  教育セッション1「PCIの基礎1」

                         ガイドワイヤ&ガイディングカテーテル      座長:菊地 文孝 (はちのへハートクリニック)

                                     演者:高橋 潤 (東北大学病院)

          ガイディングカテーテルを適切に選択することはPCI成功への第一歩となります。エンゲージができなければPCI治          療自体がはじまらないし、選択を誤れば治療に難渋することになります。ガイドワイヤーもPCIに必須のツールで、

          製品の特性を理解し、病変に適したガイドワイヤーを選択し適切に操作することが手技の成功の鍵となります。そ          してワイヤーの選択・操作によっては治療の成否のみならず、穿孔や解離などの合併症の原因にもなり得ます。こ          のセッションではPCIを安全かつスムーズに成功に導くためのガイディングカテーテル・ガイドワイヤーの選び方、          使い方、注意点などについてレクチャーしていただきます。

11:00-11:25  教育セッション2「虚血の評価

           FFR/iFR                    座長:田中 信大(東京医科大学八王子医療センター)

                                     演者:松尾 仁司(岐阜ハートセンター)

          近年、技術の向上やデバイスの進歩によりPCIの成功率は目覚ましく向上しております。一方でPCIの適応に関し           て、米国においてAppropriate Use Criteria(AUC)とよばれる基準の策定が行われ、PCI治療の適切性が見直されて

          いるのが現状です。本邦においても、昨今の医療情勢もあり、PCI治療の適正化が求められております。
          このような背景から安定冠動脈疾患に対する機能的虚血評価の重要性が年々高まってきております。このセッショ          ンでは機能的虚血評価の代表的ツールであるFFR/ iFRに関し、最近の知見も含めて実践的に解説して頂きます。

11:30-11:55  教育セッション3「EVT」

          EVTを成功に導くパンクチャー ~私の流儀~   座長:野崎 洋一(北光記念病院)

                                  演者:越田 亮司(豊橋ハートセンター)

          EVT数は近年増加傾向で、様々なデバイスも使用できるようになってきました。ガイドワイヤーの進歩やリエント          リーデバイスにより病変に対するワイヤー通過の成功率も高くなってきています。しかしながらEVTを成功に導く          最大のカギはdistal punctureによりbi directional approachのシステムを構築することにあると考えられます。そ          こで、今回エキスパートの先生に様々なpunctureの方法をレクチャーしていただきます。

12:00-12:25  教育セッション4「EVT」

          SFA〜私のやり方〜                座長:佐藤 匡也(坂総合病院)

                                  演者:曽我 芳光(小倉記念病院)

          浅大腿動脈へのEVTは、デバイスや再開通技術の発達により高い初期成功率が期待でき、多くの症例でEVTが第一          選択となっています。しかし病変形態や患者背景により戦略が変わり、また使用できるデバイスの選択肢も増えて          いるため、経験の浅い術者にとってBest strategyを決定することはしばしば難しいことです。「ワイヤーは             35?18?14?」「ナックルのほうが速いけど、サブ行ったら次どうしよう」「硬いCTOではどんなワイヤーがいい          だろう」「仕上げ方はステント?バルーン?」といった悩みを持ちながらMy best strategyをなかなか築き上げら          れない術者も多いと思います。本セッションでは、経験豊富な先生のMy strategyを、症例ベースに、使用するデバ          イスも含めて具体的に解説頂きます。明日からのEVTにすぐに役立つものと期待しています。

 

13:35-14:00  教育セッション5「補助循環」

         適用とタイミング                 座長:高橋玲比古(さくら会高橋病院)

                                  演者:菅原 重生(日本海総合病院)

          IABPに関しては実臨床において明らかに有用と実感できる場面もあるにもかかわらず、心原性ショックに対する使          用でさえネガティブな研究結果も出ております。そういった最近の状況を踏まえて、IABPを使用するタイミングを          中心にレクチャーして頂きます。PCPSについては、血行動態が破綻した際の使用は判断に迷いませんが、見た目の          バイタルに騙されて導入が遅れ臓器障害が進んでしまったりと対応が後手に回ってしまう場合もあります。各個人          で経験できる症例は限られており、その使い方に関してエキスパートの先生にレクチャーして頂きます。

14:05-14:30  教育セッション6「急性期治療」

          ACSの複雑病変、多肢病変治療           座長:吉町 文暢東海大学医学部付属八王子病院

                                演者:阪本 亮平(中通総合病院)

          「脆弱なプラークを有する急性冠症候群。急性期のカテーテル治療において、多枝病変で責任病変の判断に迷った          り、分岐部や石灰化病変など複雑な状況への対応に悩んだり、no reflowで困ったりすることは、誰しも経験するこ          とです。しかも、瞬時に状況を正確に把握し、的確な治療を行わなければ、患者さんの予後に影響を与えかねませ          ん。そのため、様々な状況への対処法を予め学んでおくことは、術者にとってとても大切であり、必ず助けになり          ます。本セッションにおいて、それらを共有したいと考えております。」

6月7日(金)

10:30-10:55  教育セッション7「PCIの基礎2」

           各種バルーンの選び方               座長:井上 直人(東京鎌田病院)

                                    演者:平瀬 裕章(高岡みなみハートセンター みなみの杜病院

           PCIにおいて病変拡張の基本は、現在でもバルーンの効果的な使用にあることは変わりありません。近年、バルー          ンカテーテルも地道な改良が続いており、性質の異なる製品が複数選択可能になっています。このセッションでは          安全で効果的な治療を進めるためのバルーン選択やそれぞれの使用法について、実践的な講義を行います。各種バ          ルーン(セミコン、ノンコン、スコアリング、カッティングなど)の特徴や適合病変、また、サイズ選択のtipsや          デリバリー困難な場合の対応なども解説していただきます。

11:10-11:25  教育セッション8「虚血の評価」

           非侵襲診断(シンチ・perfusion CTCA)        座長:上妻 謙 (帝京大学)

                                       演者:田邊 裕貴(愛媛大学)

            平成30年4月、安定狭心症に対するPCIの保険適応が改定され、冠動脈造影で75%以上の狭窄という適応は廃止           となり、90%以上の高度狭窄、胸痛の原因となる狭窄、虚血の証明された狭窄の3条件のみが適応となりまし            た。米国においてAppropriate Use Criteria (AUC)が提唱され、その有効性も示されています。今後、日本にお           いてもPCIの適応を再検証していくことになると思われます。適切な治療を患者さんに提供していくためにも、           様々なmodalityに熟知する必要があると思われます。perfusion CTCAを用いた虚血評価など、非侵襲的な             modalityでの最新の虚血評価について解説していただきます。

11:30-11:55  教育セッション9「合併症」

           Slow Flow/ No reflow/HIT             座長:岩淵 成志(琉球大学大学院医学研究科)

                                   演者:伊藤 智範(岩手医科大学)

          バルーンやステント、インナーカテーテルなどの進歩により、デバイスの通過性は良好となりましたが、それでも          高度石灰化病変はデバイスの通過や拡張に難渋する非常に難しい病変です。特にロータブレータが使用できない場          合、デバイスの通過や病変を拡張するためには様々な工夫を必要とします。このセッションでは、通過が困難な石          灰化病変に対し、ロータブレータを使わずに治療をするための工夫をレクチャーしていただきます。

              後藤 亮 (秀和総合病院)

12:00-12:25  教育セッション10「合併症」

          デバイス抜去困難                  座長:佐藤 勝彦(札幌心臓血管クリニック)

                                    演者:辻 貴史 (草津ハートセンター)

          「あれっ、IVUSが抜けない…」、「マイクロカテの先端、取れてない?」、「ワイヤーちぎれた!」 熟練のPCI          術者になる過程で、これらのデバイストラブルを一切経験しない人はいないでしょう。合併症対策はPCIの重要な          テーマであり、本セッションではそのひとつとして、デバイスの抜去困難を取り上げます。様々なトラブルをどう          bailoutするか、そもそもトラブルはなぜ生じ、どう未然に防ぐのか、エキスパートが解説します。

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