6月2日(木)

第2会場

9:20〜9:45  教育セッション1
​      <CTOキホンのキ> 

座長 那須 賢哉 (豊橋ハートセンター)

演者 松野 俊介 (心臓血管研究所付属病院)

慢性完全閉塞病変に対するPCIは、様々なテクニック、デバイスを駆使して、成功に導く必要がありPCIオペレーターにとって、目指すべき最終目標と言っても良い技術であると思います。CTOに対するPCI技術・デバイスともにかなり成熟してきており、治療成績もエキスパートの先生方が手技を行えば9割を超える成績となっています。
今回、ADATARA Liveの教育セッションでは、PCIを始めて数年の若手医師を対象としており、これからCTO-PCIへ挑む、あるいは数例経験したという先生方が多く聴講されることを期待しております。本セッションでは経験豊富なCTO-PCIオペレーターに「CTOのキホンのキ」と題しまして、PCI適応、CTO-PCIを行う際の画像の活用の仕方、CAGの読み方、CTO-PCIを行う際の前処置といった基本的なところから、antegrade/retrogradeといったアプローチの考え方をいくつか症例を踏まえながらご講演いただきます。

9:50〜10:15  教育セッション2
​        分岐部病変の治療戦略 

座長 村里 嘉信 (九州医療センター)

演者 松野 俊介 (国立循環器病研究センター)

分岐部病変は日常臨床で経験することの多い病変形態ですが、治療方法の決定に迷うことも多いと思います。「側枝保護の適応は?方法は?」「KBT/POTの最適なやり方は?」「(1, 1, 1)(0, 1, 1)はやはり1ステントを目指すべき?」「2ステントの留置方法はどうやる?」ほかにも様々な疑問が浮かびます。特に左主幹部病変へのPCIは、CABGに匹敵する成績を得るために、最新の知見をもとに最適なPCIを行う必要があります。このセッションでは分岐部病変に対する考え方と治療戦略について、経験豊富な先生より、実践的な話をしていただきます。

10:20〜10:45  教育セッション3
​        SFAに対するfinal deviceの選択の仕方 

座長 飯田 修  (関西ろうさい病院)

演者 越田 亮司 (星総合病院)

近年、SFAに対するEVTデバイスの開発・改良により、初期および遠隔期成績が大きく改善してきています。懸念事項であった長期開存性はDES、DCB、VIABAHNの登場で改善傾向であり、石灰化病変に関してはSUPERA、アテレクトミーデバイスが期待されています。

final deviceの選択肢が広がった今日、選択方法に関しては迷いが出てしまう現状です。本セッションにおきましてはdeviceの特徴や病変に応じたdeviceの選択方法につきまして、professionalの先生の症例をベースとして御講演いただきたいと思います。

10:50〜11:15  教育セッション4
​        EVTを始めましょう 入門編(illiacの基本) 

座長 中里 和彦 (福島県立医科大学)

演者 高橋 大  (山形大学)

EVTは近年様々なデバイスの登場で脚光を浴びておりますが、反面なかなかEVTを始めることのできない先生もいらっしゃると思います。そこで、今回は腸骨動脈領域に対するEVTについて基礎的なお話をエキスパートの先生にお願いいたしました。腸骨動脈領域のEVTは治療成績が良く、またPCIオペレーターとしてはアクセスルート確保の観点からぜひ知っておきたい手技だと思います。是非ご参加いただき、EVTの第一歩を踏み出していただければと思います。

11:20〜11:45  教育セッション5
​        ACSのPCI 治療戦略 

座長 鳥居 翔  (東海大学医学部付属病院)

演者 石田 悟朗 (太田西ノ内病院)

PCIに慣れてきた頃の若手医師が任されることも多いACSのPCI。ワイヤーが偽腔に進んだり、slow flow/no reflowの発生や、ステント内に血栓が湧いてきたりといった特有のトラブルに対する注意や対処法の知識が必要となります。また完璧な仕上がりを目指すとかえって痛い目に遭うこともあり、エンドポイントの設定にも知識が必要です。本セッションでは経験豊富なエキスパートの先生にACSのPCIにおけるTIMI3を得る治療戦略について解説していただきます。

6月3日(金)

14:15〜14:40  教育セッション6
​        石灰化病変のデバルキング 

座長 八巻 多  (名寄市立総合病院)

演者 木下 順久 (豊橋ハートセンター)

石灰化病変の治療はPCIにおける大いなるテーマの一つであります。2020年の施設基準改定に伴って新たにローターブレーターおよびダイアモンドバックを使用するようになった施設、術者は増加しているものと思われますが、治療の幅が広がった一方で不慣れな治療に不安を抱える方も多いのではないでしょうか。高度石灰化病変の効果的かつ安全なデバルキング方法、それぞれのデバイスの使い分けや組み合わせについてエキスパートの先生に存分に聞いてみましょう。

14:45〜15:10  教育セッション7 
​         TAVI後のPCI…どうしたらいいの? 

座長 門田 一繁 (倉敷中央病院)

演者 多田 憲生 (仙台厚生病院)

「大動脈弁狭窄症に対するTAVIは今後増えていきます。私たちはTAVI後の方にPCIをしなければならない状況にいつか遭遇することでしょう。そのようなとき慌てず適切に対応できるように準備をしておかなければなりません。TAVIもPCIも経験豊富な先生に教えていただけます。皆さま、ぜひご参加ください。」

15:50〜16:15  教育セッション8 
​         TAVI 時代におけるBAVの可能性 

座長 國井 浩行 (大原綜合病院)

演者 高木 祐介 (秋田大学医学部附属病院)

大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)は、デバイスや治療技術の進歩、術前検査の考察をへて、現在は非常に良好な成績を示しており、適応拡大に至っています。数年のうちには年間施術件数も外科的大動脈弁置換術を越えるものと思われます。
一方で、TAVIには認定施設基準が設定されており、どこの施設でもできる治療ではありません。また、TAVIですら高リスクの症例も一定数存在すると思われます。
このセッションでは、TAVIが著しく進歩している現在においてBAVを再考察し、BAVの可能性、適応を学び、日常臨床に役立てることを目的としています。

16:20〜16:45  教育セッション9 
​         冠動脈用マイクロカテーテルの使い分け 

座長 井上 直人 (東京蒲田病院)

演者 後藤 亮  (秀和総合病院)

PCIにおいてガイドワイヤーの選択やその操作法は最も重要な要素の一つですが、マイクロカテーテルも手技を円滑に進めるために不可欠であり、時に治療自体の成否に大きく関わるデバイスです。冠動脈用マイクロカテーテルはシングルルーメンとダブルルーメンに大別されますが、現在は多種多様な製品が選択可能になっています。そこで、各製品の長所と短所、使い分けなどを学ぶセッションを企画しました。
各カテーテルの特徴や効果的な使用シーン、また、止血コイルとの適合性など実践的な内容を経験豊富な先生から解説いただきます。

16:50〜17:25  教育セッション10 
​         合併症「デバイス抜去困難、IVUS抜去困
​       難など 

座長 岩淵 成志 (琉球大学大学院医学研究科

演者 小川 崇之 (東京慈恵会医科大学附属病院)

近年技術の向上やデバイスの進歩によりPCIの成功率は目覚ましく向上しております。その中でもある一定の割合で合併症は起こっており、特に複雑な病変に対する治療の際にはそのリスクは高まります。本セッションではそのひとつとして、IVUS等のデバイス抜去困難を取り上げます。様々なトラブルをどうbailoutするか、そもそもトラブルはなぜ生じ、どう未然に防ぐのか、エキスパートが解説します。

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